かつてイヴ・サンローランは言いました。
これ、すごく好きな言葉なのですが、やはり成功した人はずるいなーというか、どんなキザな言葉を言ってもサマになると思うのです。
今回は、そんな成功したファッショニスタ達が残した名言について考えてみます。
かつてココ・シャネルは言いました。
「私は男にとって鳥以上の重たい存在になりたかったの。」
(なぜ結婚しないのか?と質問されて)
素敵ですね。
例えばこれを、違う人に言わせてみましょう。
「私は男にとって鳥以上の重たい存在になりたかったの。」
(なぜ結婚しないのか?と質問されて)
このように、同じ言葉を話しても、話し手によって全然印象が違います。
かつてレディー・ガガは言いました。
「わたしは肉片ではないの。」
(生肉コスチュームについて訊かれて)
「わたしは肉片ではないの。」
(なぜ太っているのか?と質問されて)
やはり、全然印象が違います。
ファッショニスタは何を言ってもカッコよく、キザにキマるので本当にずるいです!
もうちょっとやってみましょう。
かつてレディー・ガガは言いました。
「あなたに影の部分があるなら、それは光が当たっている証拠よ。」
これを成功しているけど、ファッショニスタというわけではない、という人に言わせてみましょう。
「あなたに影(ハゲ)の部分があるなら、それは光が当たっている原因です。」
うーん、違いますね。
やはり成功しているということだけでなく、ファッショニスタであるということが、キザにキメるための重要なポイントになっていることがわかります。
それを踏まえて、もうちょっと。
かつてマリリン・モンローは言いました。
さすがアメリカのセックスシンボルですね。
これをそれなりに成功し、それなりにカリスマ性のある日本人に言わせてみましょう。
これも違いますね。
やっぱり、こういうのは外国人が言うからこそであって、日本人はあまり口にしない方が良いのかもしれませんね。